脳には起きている状態を保つ「覚醒中枢」と、脳を休ませる「睡眠中枢」があり、この2つのバランスがうまくとれているとよい睡眠が得られます。しかし、ストレスがあると、このバランスが崩れて覚醒中枢が優位になり、眠れなくなってしまうのです。
睡眠にかかわる毎日の習慣を改善することも必要です。例えば、起床・就寝時間を一定にしたり、1日3食きちんと食べることで体のリズムが整い、よい睡眠を得やすくなります。寝る直前まで仕事やテレビを見ていたりすると、気持ちが高ぶってなかなか寝つけません。
また、アルコールやカフェインのとり過ぎにも注意が必要です。
眠れないことを心配していると、それがさらなるストレスを生んでしまいます。
不眠のことを考えれば考えるほど眠れなくなるので、気にしないようにしましょう。
そう、赤子のようにすやすやと。
純真な心を持ったあの時のように。
現在もっとも広く使われている睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。この薬は情動中枢に働いて、緊張をほぐすことにより睡眠を起こさせているのです。また、大量に飲んでも呼吸や循環器系に対する副作用も比較的少なく、生命に対しても安全です。
副作用を心配するあまりに薬を正しく服用しないと、十分な効果が得られないばかりでなく、睡眠薬の副作用を心配するという二重の負荷でますます眠れないことにもなります。
不眠を解消するためには正しい知識を持ち、医師の指示どおりに薬を使用することが大切です。
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